【旅行記】ふっこう割を使って大分県別府市に行ってきました・前
※今回はいつものマンガではなく写真とテキストが主体の旅行記です。
平成28年4月に発生した、痛ましい熊本地震。その大災害に伴い、激減した観光客を呼び戻し「九州を元気に!」というコンセプトで始まった「九州ふっこう割」。
どんなものかというと、政府が観光客の回復に向けて九州旅行に対して補助金を出してくれる制度。詳細は省きますが、旅行者はいつもより財布にやさしいお値段で九州に訪れることができ、そして九州も元気に!という政策。
今年2016年の7月に、年下くんと「九州ふっこう割」を利用して二泊三日で大分県別府市へ行ってきました。今回はいつもと趣を変えて、旅行記を書いていきます。
1日目
大分空港~別府駅まで
羽田空港からばびゅんとひとっ飛び!大分空港に到着。早々に大分空港から出ようとする私を、年下くんが呼び止めて「これ見て!」と指さしたものは……
荷物に紛れてベルトコンベアーを流れるなんともおいしそうなお寿司!
後日調べたところ、このお寿司は大分空港の取り組みで名産品の海の幸をアピールしているんだとか。
上記の写真をはしゃぎながら撮影後、今度こそ大分空港から足を踏み出して、まず思ったこと。
「空気めっちゃうまい!」
毎日コンクリートジャングルの中を生きているせいか、身に染みわたる染みわたる。
空港周辺にはレンタカーの会社がひしめいていますが、私たちは2人とも免許を持っていないため、ここからはひたすらバス移動。
そして別府駅に到着!
\ドン!!!/
到着時刻がちょうどお昼時だったため、九州ファミレス界の重鎮という噂の「ジョイフル」でランチタイム。
以前は九州地区にしか展開していなかったそうなのですが、今は全国展開しているそう。ハンバーグおいしかったです!
地獄めぐりのはじまりはじまり
おいしいハンバーグでおなかを満たしたあと、ついに地獄めぐりへ赴くことに。恥ずかしながら、旅行に出発する直前まで「地獄めぐり=別府の名湯に浸かる」という意味だと思っておりました…。
「国に指定されているような名勝をめぐる=地獄めぐり」だったんですね…。年下くんにも「泉温が100度近くあるから浸かろうと思っても無理だと思うよ」と笑われてしまうありさま。
しかし!正しい知識を身に着けた今、堂々と地獄めぐりができます!そして別府駅からえっさほいさと向かいました。もちろんバスで。
さすが温泉がすばらしい観光地だけあって、街中からもうもうと煙が立ち上っています。
そして別府市、とにかく坂が多い!
たとえこう配が緩やかな上り坂でも、30代女性(運動不足)にはつらい……!幾度となく年下くんに介護されつつ、ついに…
地獄めぐりの湯その1、海地獄に到着!
海地獄
まずは海地獄の入り口で「共通観覧券料金表」を2000円で購入。そして初めて見た地獄は……
なんということでしょう。
思わず目が離せないほど、美しいコバルトブルーが一面に広がっている。これが本当に地獄……?
しかし泉温はおよそ98度。地獄だこれ!
ちなみにコバルトブルー色の正体は、温泉の成分である硫酸鉄。この硫酸鉄が熔解することによって、このような幻想的な色を生み出すのですね。
鬼石坊主地獄
灰色の泥が時間差で「ボコッボコッ」と沸騰するさまが「鬼石坊主地獄」の由来なのだそう。確かに灰色の泥がいい味を出していて、坊主頭を連想させます。
山地獄
この山地獄の奥には複数の動物が飼育されており、まるでちょっとした動物園。
あーうさぎほんっとうにかわいい!
すごくたくさんのうさぎが飼育されています。ちなみにうさぎのほかにも、フラミンゴやカバ、今流行りのカピバラなども飼育されていましたが、私のうさぎびいきがひどすぎて写真がありません。
山地獄には、うさぎ以外の動物もたくさんいますよ!
白池地獄
当日の曇りの天候のせいか、私のカメラの腕のせいなのか、白池地獄というより抹茶地獄のような写真に……。実際は青みを帯びた白色をしており、和風庭園にふさわしい色合いでした。
ちなみにアマゾンに飼育するピラニアや、巨大魚「ピラルク」を見ることができる「熱帯魚館」と「ピラルク館」も併設しています。
血の池地獄
名前だけを見てもいかにも地獄!という感じがする「血の池地獄」。
海地獄のコバルトブルーとははっきりと違う赤い色合いですが、双璧をなすほどの美しさでした。
鬼山地獄
地獄独自の美しい景観やめずらしい池を楽しむ、とはまた違った地獄。ワニがいます、ワニがいる地獄です。
この鬼山地獄は、日本で初めて温泉熱を利用してワニの飼育を始めたのだそう。
何頭ものワニが飼育されていましたが、暑さでバテてしまったのかたまたまお昼寝どきだったのか、みんなほぼ動かずおとなしいワニたちでした。
かまど地獄
\ドン!!!!/
いかにも地獄にいそうな赤鬼がお出迎え。かまど地獄は1丁目~6丁目と地獄の番地が存在し、さまざまな地獄を味わうことができます。
海地獄のような、コバルトブルーの湯の池も。ここは確か地獄3丁目だったはず。奥に見えているのは、確か美肌効果のある湯か「飲む温泉」だったはず(あいまいですみません)。
80度あるという「飲む温泉」を実際に冷ましながら飲んでみましたが「体によさそうなお湯」の味がしました。
龍巻地獄
こちらは別府市の天然記念物に指定されている、高さおよそ30mまで吹き出す間欠泉を拝む地獄。間欠泉は常に吹き出しているわけではなく、吹き出す時刻のおおよその目安があり、皆その瞬間を目の前のベンチで今か今かと待っているわけです。
そしてついに……
100度以上の泉温が、一気に地上へ吹き出しました。まさに圧巻!
間欠泉が吹き出すおおよその時刻は提示されていますが、あくまで自然の力によるもののため、ご対面までに少しタイムラグが発生するかもしれません。
夜はグローバルタワーで夜景を望む
地獄めぐりを終え、宿に戻り夕飯を食べ終えたあと「ちょっと散歩」ということでグローバルタワーに行ってきました。ちなみにグローバルタワーは「ビーコンプラザ」という施設の一部です。
◆グローバルタワー
別府駅からひたすら坂を上り続け、息も絶え絶えで心臓が苦しい……。またもや年下くんに介護されながら、なんとか到着!(しにそうだったためタワーの外観を撮り忘れました)
展望台は一面ガラス張りになっており、さまざまな角度から別府市の夜景を拝むことができてとてもきれいでした。
※写真は別府市の夜景を撮影する年下くんを撮影したものです
こうして、別府旅行の1日目が幕を閉じました。まだ旅行2日目の記事が控えているわけですが、意外にも記事が長くなってしまったので後日更新します。
ちなみに私たちが夏に利用した「ふっこう割」。出発日は絶賛夏休み期間で少し割高料金でしたが、それでも二泊三日+航空券つきで40000円ほどで行くことができました。
そしてこの「ふっこう割」は冬の旅行に対しても適用されるようです!以下の旅行会社から申し込むことができますので、ぜひ検索してみてください。割引率が高いクーポンほど早く売り切れてしまうため、ご利用は計画的に。
◆じゃらん
◆日本旅行
◆JALパック
◆るるぶトラベル
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