【疲れた心の清涼剤に】"斉木楠雄のΨ難"をおすすめする理由
現在週刊少年ジャンプで連載中、およびTVアニメも放映中のギャグマンガ「斉木楠雄のΨ難」。
社会の荒波に揉まれるあまり"生まれ変わったらわかめになりたい…”と酒を浴びるアラサー友人の間で”面白い”という話をよく聞きます。
例に漏れず、私も大ファンです。浴びてます。
そこで私なりに分析した「斉木楠雄のΨ難」の魅力について、本記事にまとめました。
マンガ「斉木楠雄のΨ難」の魅力
まったく憧れない”チート系やれやれ”主人公
主人公の「斉木楠雄」は超能力者。しかも規格外の能力を複数持っていながら、平穏な日常を望んでひっそり暮らしています。
これだけならラノベでよく見る”チート系やれやれ”主人公のようですが、その能力が規格外すぎてまったく憧れることができません。
半径200m以内の人々の思考を勝手に受信してしまう”テレパシー”や”他者を5秒以上見つめると皮膚が透けて見える”など、”あったら便利だけどこれはやりすぎ”な能力ばかり。
”主人公に共感はできないけど不快感もない”という新しいチート系主人公の形です。
下ネタが少ない
男性だけでなく、女性にも読みやすいテイストに仕上がっている理由は、この”下ネタで笑いをとるスタイルではない”という点だと思います。
せいぜい熱血男子の尻がクローズアップされる程度です。
嫌味なキャラクターが少ない
主人公の「斉木楠雄」を含めて、メインキャラクターは情に厚く憎めないキャラクターばかり。
悪意のあるキャラクターがほとんど存在しないため、現実世界で鋭利に尖ったギザギザハートの持ち主でも穏やかな気持ちで読むことができます。
ただ、1人”超絶金持ち”な男子キャラクターがいるのですが、平民の劣等感を刺激されるため彼だけは好きになれません。
爆発力ではなく持続力のある笑い
この作品はたとえば「ボボボーボ・ボーボボ」のように勢いや爆発力のあるタイプではなく、”クスッ”とした笑いを継続して届けるタイプのギャグマンガ。
愛想笑いを続けるうちに表情筋が疲れてしまった現代人に優しい仕様です。
アニメ版の魅力
テンポの良さがバツグン
アニメでは週刊連載されている1話をたった5分で放映しています。30分アニメの中になんと5話分詰め込まれているのです。
そのため、冗長的な表現は一切なくテンポの良さ・疾走感がバツグン。
終電・始発出社が当たり前の社会人も「5分だけなら…」と視聴するハードルが大きく下がっていることも大きな魅力のひとつです。
豪華声優陣の個性的な演技
主人公でありながらモノローグ役でもある「斉木楠雄」役を神谷浩史さんが担当されており、それだけでも耳に優しいのですがそのほかにも豪華声優陣がたくさん起用されています。
そのなかでも小野大輔さんは1人で一家すべての声を担当されているのがすごく面白い。
「母ちゃん役もやるのかよ!」と思わず吹き出しました。
疲れた心の清涼剤に
「斉木楠雄のΨ難」の魅力について、マンガとアニメそれぞれを書き出してみましたがいかがでしたでしょうか?
“最近笑ってない””心が疲れた”張り詰めた気持ちを解きほぐしたい”””生まれ変わったらわかめになりたい”といった症状に効果バツグンですので、ぜひ読んでみてくださいね。
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